2012年10月17日
2012年8月11日 モンタナ州ボーズマン&イエローストーン
映画リバーランドスルーイットで知られるモンタナへGO!
1日目:ボーズマンで日本渓流のような小さな河川。そして2日目大川でのボート釣り。3日目上記写真の牧場の中を流れるスプリングクリークを釣りました。一日数尾ずつ40センチ級のブラウンやレインボーをキャッチできました。
ボート釣りは、12キロくらいの距離をゆっくり下りながら岸や流心の脇を狙って投げます。ガイドはオールの操作で大変ですが、私たちは座りながら釣りができて快適です。一日数尾のレインボー、カットスロートなどが楽しめます。フィッシングの後は毎日、ボーズマンのダウンタウンへ出かけ食事しました。量が多くて毎度食べきれません。町並みは、どこか懐かしい情緒がたっぷりの味わいがあります。
コレ、絵はがきではありません。イエローストーンで目の前でおこった光景。サファリパークではありません。1872年に世界で最初にできた国立公園で、今でも世界の国立公園のルールづくりの見本もになっています。ここでは全てが自然を優先、人が手を入れたり保護せずにありのままの自然形態を守っています。公園内には様々な野生動物が生息しており、バッファロー、エルク、シカ等の大群に出会うことも。それほど難しいことではありません。広さは公園なのに四国の3-4倍もあります。
シュワッー!と空高く舞い上がる間欠泉。イエローストーン公園内にあるこのオールド・フェイスフルは、世界で最も有名な間欠泉。約1分半~5分間、30~50メートルの高さに噴き出します。資料によると噴出は65~92分間隔、一目見ようと30分前からスタンバイして待ち構えていましたが、はじめチョロチョロ中パッパという感じで随分じらされましたが、真前で水しぶきを浴るほどの圧倒ぶりで感激しました。
わおっー!イエローストーンのハイキングトレイルを歩くと、たまにこうした動物の白骨が見られます。これは誰かが拾い集めて並べたものだと思いますが、ふと自分もいつかこうなることを想像してしまいました。生々しいシカの足だけの遺体も目撃しましたが、こうした白骨だけでなく公園内にあるものを持ち帰ると重い罪に罰せられます。
なにかで見たことある・・・遠くの方に見える、ハイキングトレイルから眺める大峡谷の滝。公園内で最も落差が大きく、94メートルもあるローア滝。風で煙のような水しぶきを上げています。本当に現物を見ているのかなぁ。足下では小さなリスが、ちょこちょこ走り回ります。逆光のため写真ではわかりませんが両脇の崖の色が黄色いです。実はこの岩の色がインディアン達に「黄色い石のある川」として伝えられ、イエローストーンと名付けられたのだそうです。
太陽がまぶしい!瞼がひらかない。公園内観光の途中で動物を見かけたので、車から降りて見ようと出会ったイエローストーンリバー。ここは川幅が広く、水がゆったりと流れています。こんなところにも動物たちが水を飲みに降りてきます。1080kmのイエロー・ストーン川は湖に注ぎ、そして再び流れとなって峡谷にたどり着き、激流へと姿を変えます。
メインディッシュは、イエローストーンリバーでの釣行。40分の道のりを歩いてリバーサイドへ。太陽が照りつける中、ガイドが指さす向こうの山の麓までなかなかたどり着かない。近そうに見えて実は遠い。あともう少し、まだ着かない。心地よくも体力のなさが身にしみる。コレはいかん。帰国したら、ウオーキングでもはじめないと・・・
イエローストーンは雄大!ロケーション抜群。しかも公園内でFFが出来るなんて、想定外の至福の時間。ガイドに注意事項やポイントを聞きながら、フムフム、フムフムうなずきながら神経を集中させていく。急斜面を降りていきながら、アドレナリンがいっぱい吹き出している。流れの真前に着くと、早々にタックルを準備してキャスト。とにかく風が強い。キャスティングがおぼつかない。強く投げると糸がよく絡まる。そんな中、なんとか尺クラスのホワイトフィッシュを5尾キャッチ!嬉しい。でも狙いのトラウトが出てこない・・・。
雄大な景色の中で昼食をとって、40分歩いて車に戻りポイントを変えるため移動。イエローストーンは1年の半分が雪で覆われている。ここは冬場は人が決して入れないフィールド。一級ポイントを探してキャストを繰り返す。太陽がまぶしい、日差しが強い。トラウトは底の方に付いているのかドライフライには出てこない。ニンフに変えて懲りもせずキャスティングを繰り返す。
さらに下流に下がって20投目くらいキャストを繰り返しただろうか、突然大きな引きと共に40センチオーバーのトラウトをキャッチ。心臓が破裂しそうでした。綺麗なネイティブの雌のレインボーです。撮影後は、もちろんリリース。
リビングストンでは、奥様が日本人のロッジ「イエローストーンホライゾンズ」に宿泊。公園内をいろいろガイドして頂きました。フィッシングガイドは日本人ガイドの山本さとしさん。食べ慣れたサンドイッチでなく、特別し立てのいなり寿司がとても美味でした。
帰国日の早朝、公園外のイエローストーンでドライフライに飛び出したブラウントラウト。勇ましい野生の顔つきをしています。朝の光で水中写真が綺麗です。
Posted by NFFC at 03:01│Comments(3)
この記事へのコメント
おつかれさまでした。
おかげさまで実り多いガイドシーズン=夏を過ごすことができました。また機会がありましたらぜひ御同行させてください。
おかげさまで実り多いガイドシーズン=夏を過ごすことができました。また機会がありましたらぜひ御同行させてください。
Posted by Satoshi Yamamoto at 2012年10月19日 02:44
イエローストーンフィッシングガイドsatoshiさん!有り難うございました。また絶対っ行きます!よろしくお願いいたします。
Posted by NFFC at 2012年10月19日 03:56
こんにちは。楽しく読ませてもらいました。このブログを今後も参考にさせてもらいます。ありがとうございました。
Posted by 大樹 at 2014年02月09日 07:54
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